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先日、高級なオモチャを買った。パナソニック社によるOEM品であるライカのデジタル
カメラ。日本製。気に入っている。
現在出回っているデジタルカメラはイメージ捕捉機であって、前世紀の機械カメラ
をカメラと呼ぶなら、現在入手できる機械では35mm素子搭載のもののみが、デジタル
化した「カメラ」とやっと呼べるものであると思う。 ところが、このデジタル時代
になったら、「捕捉機」も「カメラ」になるのだ。
「そのまま見える」はずのレフ式機のファインダーに「デジタル補正」が入って
いる製品、それが現在でいうデジタル「カメラ」なのだが、老兵ら(前時代的「
カメラ」メーカー)は既に、デジタル稼動品に前世紀の「カメラ」の定義が再度
採用されるようになった後の製品展開を考えていてくれていないと、困る。
先々のことを考える間、ライカは、自分らが前時代に提供した風味・風合いを途切
れなく出し続けるために、腕のよい外部職人に品物を作って貰ったり(OEM)画像の
いじり方を担当して貰ったり(汎用現像ソフトに「ライカチューニング」を組み込む)
していればよい。
あるブランドがブランドとして存在し得るかどうかは、自身が打ち立てた定義をどの
ように扱うかという点にかかっている。 現職場を現行デジタルカメラにたとえたなら、
まさしくこのライカが売っているOEMデジタル機が選択される。 定義の変遷に直面して
いる老兵なのだ。 この機械での最初の一枚(ひとコマ、か)に、朝焼けを撮った。
おフランスのとある学校の経営学修士コースには、「ブランドマネージメント」という
ような課がある。 おフランスの数々の「ブランド」の存続戦略にこの学校の頭脳が貢献
している模様である。 Tactique/Strategie/Plan(Tactics/Strategy/Plan)などという
言葉が、こういう場では明瞭に使い分けられているはず。
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