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週末ふと我に帰って住まいのことにとりかかり、石灰抜きの水道水ろ過カートリッジ
の買い置きを探しに出かけた。その手のカートリッジでの主要メーカーの品で、拙宅
にある十ウン年モノのろ過装置に対応したカートリッジは、棚のすみにあった。代り
に売出しがかかっていたのは、ここ二三年で出回り始めた小型カートリッジによる
新製品であった。
ああこうやって新製品への切り替えが行われるのだな、と思った。何も水濃しに限ら
ず、パソコンはOSの新バージョン発表により新製品への買い替えが促され、あとは
そのもののヘタり具合に伴って新製品へ移行することになっている。
私のようなケチは、まだ使えるものをゴミとすることにためらいがあるので、新製品
は欲しい「が」・・というところで悩まされる。悩むことが余り好きでないので、
古いものを情け容赦なく捨てたり新しいものが欲しくならなければ楽だといつも思う
が、そう上手く楽ができていない。
いつもだいたい新品欲しさが勝つので、そのうちこれまで世話になってきた靴やろ過
機などドカンと捨てるのだろうと思う。 作り手も、永く使って貰えれば嬉しいだろう
から、耐用年数とともに「耐用年数を超えてこの程度使ってくれたら嬉しい」という
年数を示唆してくれたら、同じ捨てるにしてももう少し納得がゆくのだが・・・それは
所有と管理の責任放棄というものだろうか。
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