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週末には、北のほうの素敵な一軒家に住んでいる友人の招待で、「BBQ」をば
食してきた。 当方の新職場への移動記念とかナントカ適当なことを理由に付け
た飲み喰い会だろうと踏んでいたら、花束を貰った。
さてこのバーベキュー、屋外で肉だのソーセージをもうもうと煙を立てながら
焼いて喰うわけだが、この調理法、仏語でも英語みたいにBBQと書いて、更に、
かなり似た音で呼ばれる。 が、書いて眺めると語としては英語オリジンな感じ
がない。
それは仏語がおおもとにあるからだ、と、仏人は言う。 「barbe au cul」(音と
しては、ばーぶ お きゅ)ということらしい。 直訳で、髭から尻まで、という感
じ。 曰く、この語が完成した頃のおフランスはがちがちの男性社会で、肉塊を
すっかりローストしてしまって、むしゃむしゃ食べ(口の周りに髭がある)、下
から出すに至る、そのローストのことを指す、と。
そこに居た全員(仏人ばかり)が「ほおーーーーーーーーー、そうだそうだ」。
ハイ、バーベキューのフランス発祥が多数決で確定。
当初、「隣人に嫌われるようなもの凄い調理臭を発して扱いに困る魚」を持参の
予定であったが、クサヤの類は流石に入手できず、アジの干物を持っていった。
ウマいウマいと狂喜こそしなかったが、連中、ペロリと平らげていた。
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